日時と場所

場所:Hardening 2021 Active Fault オンライン特設会場
会期:2021年11月17-20日、27日

  • Activation Days: 2021年11月17-18日水・木曜日 17:00-20:00
  • Hardening Day: 2021年11月19日金曜日 9:00-18:00
  • Fault Analysis: 2021年11月20日土曜日 9:00-15:00
  • Softening Day: 2021年11月27日土曜日 9:00-16:00

参加対象者

技術者、チームマネジメント、脆弱性対応、ソフトウェア開発、品質管理、コミュニケーション対応、調達管理、システム運用、セキュリティインシデント対応、ウェブ構築、顧客対応などの実務経験者、あるいは関連する役割を志す方々。技術者でないビジネスパーソンの方の参加も年々増加しており、歓迎しています。

また今回は、Activation DaysからSoftening Dayまで、全プログラムのオーディエンスも募集します。

主催者

主催:WASForum Hardening Project

競技概要 応募から競技の流れ

Hardening競技会は、基本的に、チームに託されたウェブサイト(例えばEコマースサイト)を、ビジネス目的を踏まえ、降りかかるあらゆる障害や攻撃に対して、考えうる手だてを尽くしてセキュリティ対応を実施しつつ、ビジネス成果が最大化するよう調整する力を競うものです。

競技日には、8時間を通して、次々と発生する膨大な量のサイバー攻撃、システム不具合に対し、参加者は自らの技術施策を繰り出すことになります。また、さまざまなマネージメント、コミュニケーション、その他ビジネス継続に不可欠な対応をスピード感をもってこなすことを通し、総合力が問われることになります。全チームのリアルタイムな売り上げやダウンタイム関連の情報はスコアボードに表示されます。

チームの仲間に加え、これに力強い助けになるのは、ベンダー製品・プロフェッショナルサービスを、マーケットプレイスという制度により調達可能です。

競技中や終了後に、ファインプレイ、ペナルティなどの詳細な調査を加味して各チームを評価します。

毎回、セキュリティに多かれ少なかれ関わる技術者だけでなく、関連する様々な職種の経験者の方々が参加されており、ほとんどの場合、みなさんのコラボレーションが効果的に成立したチームが優れた成果を残してこられました。

応募について

すべての申込希望者は、遅くとも指定された期限までにこのドキュメントの最後にあるフォームに必要事項を記載してください。

できるだけお早めにご応募ください。Early Birdの制度も設定しました。応募の内容は厳正な選考を行い、すべての応募者に合否を通知しますので、確実に受け取れる連絡先を正確に記載してください。

応募にあたっては、スキルはもちろんのこと、熱意と参画意欲をぜひ記載してください。これらはスキルよりもチームの他のひとたちに影響します。

1名(ピン)でも応募できますが、最大3名までのメンバーで同一チーム編成希望を示すことができます。自分たちで「タグ」(例: #レスキュー隊 ) などを決めて、申込書に記載できるようになっています。一緒に参加する希望はできるだけ尊重したいと思いますが、人数制限のため、調整することがあります。

また、合否発表の数日後にチームの編成関連の情報をお知らせします。

みなさんは同じチームのみなさんと連絡をとり、競技に備えてさまざまな準備やスキル向上を行なうことになるでしょう。「準備期間から、Hardening競技は始まっている」と多くの参加経験者は言っています。

競技会の開催場所について

会場はフル・オンラインの、バーチャル会場です。安定したインターネット接続環境さえあれば、参加できます。

17、18日は準備期間のクライマックスです。この2日間に、各チームは競技環境や、マーケットプレイスの内容などが共有されることでしょう。特定の時間に全員集合をかけるかどうかは決まっていませんが、いずれにしても、この期間までには、指定されたオンライン会場に全員がチェックインできるようになっていることでしょう。

競技会は、19日のHardening Day で実施します。 この日の朝9時に全員集合してください。この日は例年どおりですと、8時間程度の競技となります。競技参加者、マーケットプレイス、運営スタッフ、実行委員会の総勢がこの競技に集中します。また、プレス関係者や関心のある一般の方々向けに、競技の見学会なども計画しています。

全ての参加者は、競技終了の翌日20日の土曜日、チーム内で発表の準備をまとめていただくことになります。もう、真夜中の作業から解放されるのです!実行委員会も、同日に競技環境に残された皆さんの戦闘の記録を調べ、採点と評価を行います。

Softening Dayは、今回、競技日の翌週に開催されます。オンラインで参加できます。(もしかすると、オンサイトでの集合もできるかもしれませんが、現時点では未定です。) 参加全チームの振り返りプレゼンにより、競技を総括します。他チームの実践から多くの気づきがあります。また、攻撃チームや環境整備チームからの解説など、不可欠なノウハウを数多く学ぶことができます。

そして参加者全員の健闘はもちろんのこと、いくつかの表彰により勝者を讃えます。ご支援くださったマーケットプレイスの企業向けの表彰も行います。この日のイベントは、夕方に計画されているネットワーキングイベントで完結することになります。

また両日のイベントの模様は、YouTube Liveで放送されるほか、その成果について、オフィシャル発表会であるWASNightでも発表され、共有されることとなるでしょう。

競技会はバーチャル会場での開催となりますが、競技会前々日の水曜夕方から土曜日までの予定をがっつり確保することをお勧めします。

大まかな流れは以上です。ご質問があれば、Hardening Projectサポート(support at wasforum.jp)までお尋ねください。

競技参加費用、無料。応募条件はあります。

参加者は以下の条件を満たしていなければなりません。お申し込みの提出にあたっては、この条件を全面的に承諾しているということになります。基本的に、参加者が所属する会社名は特に希望や許可をいただかない限り、公開しません。業種などを社名や個人を特定しない方法で示すことはあります。その前提で、匿名希望の方の参加はできません。また、社会人であれ学生であれ、所属団体が無い方も参加できません。応募フォームより申し込まれるということは、以下の条項に同意していることを示します。

  1. 参加者は自力で参加することができ、通信環境、食費などの手配を含め自分で費用を負担すること。
  2. 参加者は、基本的に健康であり、特別な支援がなくても自力で全行程に参加することができること。
  3. 参加者の人種、出身国を問いません。競技関連の情報は日本語あるいは英語で提供されます。
  4. 会期中のイベントに参加し、特にHardening Day/Softening Dayの開催に貢献すること。
  5. 競技のシステム構成や技術情報など、開示されるものについて内密を保つこと。
  6. 未成年の参加者については、保護者との連絡の上、同意書などを提出できること。
  7. 競技にかかわるガイド、ルール、提出物の〆切日時などの取り決めに協力し、守ること。
  8. このイベントの様子は、主催者やプレスによる報道、中継、写真などにより予告なく公開されることを承諾すること。
  9. 競技に使用する自分用のパソコン、ソフトウェア、インターネット接続環境などを基本的に自分で準備し、結成されたチームの運営に全面的に協力すること。

応募〆切と参加承認スケジュール

募集期間: 本発表即日 〜 10月3日日曜日 23:59 JST
* 10月4日より審査し、選考通過した場合には、その週中にお知らせします。
* 早期登録制度(Early Birds : 募集開始後1週間程度 15-20名程度 先着順/※ 終了しました)
* この応募開始後、先着10名程度を、意気込みを見込んで、早く審査し、参加承認します。

Supporter 推薦/シード枠: 若干名

  • 応募フォームのアピール欄にへの熱意のある登録をいただける限り、以下のみなさんにはシード権(優先先行権)があります。熱意のない応募用紙は、自動的に落選判断されるシステムが導入されています。
    • Hardening Drivers Conference で開催された Micro Hardeningで優勝したチームの方々にはシード権(選考通過優先権)が与えられています。
    • Hardening Projectへのスポンサー・サポーターに割り当てられた推薦枠があります。

全応募者、全参加者への特記事項

いずれの場合も、審査結果、選考通過通知を受け取るまでは、参加決定になりません。
なお、本イベントご参加で、(ISC)2認定資格保持者様のCPEクレジット(16ポイント)が取得可能です。

twitter: @WASForum ハッシュタグ: #H2021AF

Hardening 2021 Active Faultでお待ちしています。

Hardening Project 実行委員一同

追記(10/4): Hardening 2021 Active Fault 競技参加募集は10月3日予定通りの期限をもちまして終了いたしました。多数のご応募、ありがとうございます。