募集要項 – Hardening 1010 Cash Flow

2017.5.9追記:Hardening 1010 Cash Flow 参加者募集は終了しました。

Hardening 1010 Cash Flow

Hardening 1010 Cash Flowの参加者の募集にあたり、競技の概要と募集から競技までの流れを解説します。

Hardening競技は、基本的にチーム対抗で、託された問題のある脆弱なウェブサイト(例えばEコマースサイト)を、決められた比較的短い時間であらゆる手だてを尽くして堅牢化し、同時にビジネスとして売り上げなど成果が最大化するよう調整する力を競うものです。

競技を通して、次々と発生する膨大な量のサイバー攻撃、システム不具合に、参加者は自らの技術施策を繰り出さなければなりません。また、助けになるベンダー製品・プロフェッショナルサービスの調達、販売物品の仕入れも行います。管理機構の保護、脆弱性対応、リソース管理、コミュニケーション、記録、広報、記者会見、その他ビジネス継続に不可欠なインシデントレスポンスをハイレベルにこなすことの総合力が問われることになります。

成果は多面的にスコアリングされ、各チームの評価の根拠となります。

今回は、参加希望者は、例外なく、1名単位でご応募ください。大切なことなので繰り返しますが、競技に参加したい人はすべて、個別に申し込まなければなりません。mini Hardening関連のイベントでシード権を得た人も、同じように期限までに応募しなければなりません。

チームは、4-6名程度で結成しますが、基本的に実行委員会による編成にお任せいただきます。ただ、申込者サイドで一緒に参加したい場合は、その希望を記載する項目も設けてあります。希望は考慮に入れますが、必ずしも同じチームになるとは限りません。

いずれにせよ、すべての参加者は、チームのバリューを最大化するために必要となる、いろいろな技術・ビジネススキルの視点が必要となることでしょう。合否発表の後、チーム編成を知らされますので、そこで十分の準備や役割分担をしてください。事前の顔合わせ、戦略の決定などのため前日に来沖することを強くお勧めします。

Hardening Dayは、参加者の皆さんは、沖縄県宜野湾市 沖縄コンベンションセンター内のHardening 競技会場にお越しいただきます。

当日は、短いブリーフィングの後、できるだけ早く堅牢化競技に入っていただきます。少なくとも8時間か、もしかするとそれ以上の時間の競技となるでしょう。Hardening Dayの競技後は、Softening Dayに向けてふりかえりの発表をまとめていただきます。

Softening Dayでは、朝から夕方まで、健闘を振り返り、学びを深めます。同会場において、主催者(攻撃チーム)からの競技環境の解説、参加全チームによる振り返りプレゼンを行い、重要なサービスを担うウェブサイト運営において不可欠なノウハウを数多く学ぶことができます。

また、すべてのプログラムが終了したあとのネットワーキングの機会も楽しみにしてください。格別なものとなることでしょう。参加できるよう、ゆとりのある予定を組んでください。22日から25日まで滞在なさるのが最善かと思います。

Hardening 1010 Cash Flow 開催概要ならびに募集について

  • 場所:宜野湾市 沖縄コンベンションセンター A棟
  • Hardening Day: 2017年6月23日 9:00-20:00
  • Softening Day: 2017年6月24日 9:00-20:00
  • 参加者募集人数 60名程度(予定)
  • 参加対象者: ビジネスパーソン、技術者、チームマネジメント、脆弱性対応、ソフトウェア開発、品質管理、コミュニケーション対応、調達管理、システム運用、セキュリティインシデント対応、ウェブ構築、顧客対応などの実務経験者、関連する役割を志す方々
  • 募集期限: 2017年5月8日 23:59 JST

*1 水、昼食ならびに懇親会の実費費用(合計5000円程度予定)をご負担いただきます。

応募条件

過去の参加経験に関わらず、どなたでも、お申し込みになれます。参加者は以下の条件を満たしていなければなりません。お申し込みになるということは、この条件を全面的に承諾しているということになります。

  1. 匿名希望の方の参加はできません。また、社会人であれ学生であれ、所属団体が無い人も参加できません。基本的に、参加者が所属する会社名は特に希望や許可をいただかない限り、公開しません。業種などを社名や個人を特定しない方法で示すことはあります。
  2. 参加者は自分で会場まで来ることができ、宿泊などの手配を含め自分で費用を負担すること。
  3. 参加者は、実際的な範囲で健康であり、特別な支援がなくても自力で2日間の競技やそれにまつわる全行程に参加することができること。
  4. 参加者の人種、出身国を問いません。競技関連の情報は日本語あるいは英語で提供されます。
  5. Hardening Day、Softening Day両方に参加し、ふりかえりのプレゼンテーションの実施に貢献できること。
  6. システム構成や技術情報など、Confidential/内密扱いとして開示されるものについて内密を保つこと。
  7. 18歳未満の参加者については、保護者との連絡の上、同意書など必要な書類を提出できること。
  8. 競技にかかわるガイド、ルール、提出物の〆切日時などの取り決めに協力し、守ること。
  9. このイベントの様子は、主催者やプレスによる報道、中継、写真などにより予告なく公開されることを承諾すること。
  10. 競技に使用する自分用のパソコンやソフトウェアなどを自分で準備できること。また、結成されたチームに協力すること。

付加情報

本イベントご参加で、(ISC)2認定資格保持者様のCPEクレジット(16ポイント)が取得可能です。

応募方法

Hardening 1010 Cash Flow 参加者募集は終了しました。

応募〆切と参加承認

技術によるソリューションにかかわるあらゆる側面の方の貢献が期待されています。また、どんな人でもこの競技から学べることは多いので、技術エキスパートでないと思われる方でも、遠慮なくご応募ください。応募〆切は、以下のとおりです。

Birds

  • 〆切:5月8日 23:59 PM JST
  • 参加承認条件:応募内容に基づく厳正な審査を行い、5月10日までに結果をご返信します。
  • 特記事項:審査結果のご連絡までは、参加が決定になりません。

みなさまのお申し込みを楽しみにしています。

WASForum Hardening Project 実行委員一同

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