日時と場所

場所:万国津梁館(沖縄県名護市喜瀬1792番地)
会期:2020年1月24-25日

  1. Hardening Day: 2020年1月24日金曜日 9:00-19:30 (昼食あり/終了後解散)
  2. Softening Day: 2020年1月25日土曜日 9:00-20:00 (昼食・懇親会)

参加対象者

ビジネスパーソン、技術者、チームマネジメント、脆弱性対応、ソフトウェア開発、品質管理、コミュニケーション対応、調達管理、システム運用、セキュリティインシデント対応、ウェブ構築、顧客対応などの実務経験者、あるいは関連する役割を志す方々。技術者でない職種の方の参加も年々増加しており、歓迎しています。(参加者募集人数 最大70名程度を予定)

主催者

主催:WASForum Hardening Project
共催:内閣府沖縄総合事務局

競技概要 応募から競技の流れ

Hardening競技会は、基本的に、チームに託されたウェブサイト(例えばEコマースサイト)を、ビジネス目的を踏まえ、降りかかるあらゆる障害や攻撃に対して、考えうる手だてを尽くしてセキュリティ対応を実施しつつ、ビジネス成果が最大化するよう調整する力を競うものです。

競技日には、8時間を通して、次々と発生する膨大な量のサイバー攻撃、システム不具合に対し、参加者は自らの技術施策を繰り出すことになります。また、さまざまなマネージメント、コミュニケーション、その他ビジネス継続に不可欠な対応をスピード感をもってこなすことを通し、総合力が問われることになります。全チームのリアルタイムな売り上げやダウンタイム関連の情報はスコアボードに表示されます。

チームの仲間に加え、これに力強い助けになるのは、ベンダー製品・プロフェッショナルサービスを、マーケットプレイスという制度により調達可能です。

競技中や終了後に、ファインプレイ、ペナルティなどの詳細な調査を加味して各チームを評価します。

毎回、セキュリティに多かれ少なかれ関わる技術者だけでなく、関連する様々な職種の経験者の方々が参加されており、ほとんどの場合、みなさんのコラボレーションが効果的に成立したチームが優れた成果を残してこられました。

応募について

すべての申込希望者は、遅くとも指定された期限までにこのドキュメントの最後にあるフォームに記載してください。

できるだけお早めにご応募ください。そうすることにメリットのあるEarly Birdの制度も設定しました。応募の内容は厳正な選考を行い、すべての応募者に合否を通知しますので、確実に受け取れる連絡先を正確に記載してください。

応募にあたっては、スキルはもちろんのこと、熱意と参画意欲をぜひ記載してください。これらはスキルよりもチームの他のひとたちに影響します。

1名(ピン)でも応募できますが、最大3名までのメンバーで同一チーム編成希望を示すことができます。自分たちで「タグ」(例:#青い海) などを決めて、申込書に記載できるようになっています。一緒に参加する希望はできるだけ尊重したいと思いますが、人数制限のため、調整することがあります。

また、合否発表の数日後にチームの編成関連の情報をお知らせします。

みなさんは同じチームのみなさんと連絡をとり、競技に備えてさまざまな準備やスキル向上を行なうことになるでしょう。「準備期間から、Hardening競技は始まっている」と多くの参加経験者は言っています。

競技会への旅行について

会場は那覇から高速道路で約65分くらいの場所ですが、安全のため、できれば名護市内など会場近辺に宿泊手配した方が良いでしょう。

競技の前日は、長く続いた準備期間の最後の日です。遅くともこの日じゅうには競技環境が明らかにされます。競技会場では、競技環境が準備されているところですので、特に指示がない限りは競技参加者は会場に入ることは許可されません。

第一日目は、Hardening Day です。 この日の朝9時に全員集合してください。この日は例年どおりですと、8時間程度の競技となります。競技参加者、マーケットプレイス、運営スタッフ、実行委員会の総勢がこの競技に集中します。また、プレス関係者や関心のある一般の方々向けに、競技の見学会やセミナーなども計画しています。全ての参加者は競技終了後、発表の準備をまとめていただくことになります。実行委員会は記録を調べ、採点と評価を行います。

第二日目は、Softening Day です。 朝から、参加全チームの振り返りプレゼンにより、競技を総括します。他のチームの実践から多くの気づきがあります。また、攻撃チームや環境整備チームからの解説など、不可欠なノウハウを数多く学ぶことができます。

そして参加者全員の健闘はもちろんのこと、いくつかの表彰により勝者を讃えます。ご支援くださったMarketPlaceの企業向けの表彰も行います。この日のイベントは、夕方に計画されているネットワーキングイベントで完結することになります。

また両日のイベントの模様は、YouTube Liveで放送されるほか、その成果について、おオフィシャル発表会であるWASNightでも発表され、共有されることとなるでしょう。

沖縄滞在は、最短でも競技前日の23日から26日日曜日までを計画してください。

大まかな流れは以上です。ご質問があれば、Hardening Projectサポート(support at wasforum.jp)までお尋ねください。

競技参加費用

無料。ただし、競技会期間中の2日間に提供される食事などの費用を一部ご負担(目安:5000円程度)いただくこととなります。

応募条件

参加者は以下の条件を満たしていなければなりません。お申し込みの提出にあたっては、この条件を全面的に承諾しているということになります。
1. 匿名希望の方の参加はできません。また、社会人であれ学生であれ、所属団体が無い人も参加できません。基本的に、参加者が所属する会社名は特に希望や許可をいただかない限り、公開しません。業種などを社名や個人を特定しない方法で示すことはあります。
2. 参加者は自分で会場まで来ることができ、宿泊などの手配を含め自分で費用を負担すること。
3. 参加者は、実際的な範囲で健康であり、特別な支援がなくても自力で全行程に参加することができること。
4. 参加者の人種、出身国を問いません。競技関連の情報は日本語あるいは英語で提供されます。
5. Hardening Day、Softening Dayすべてに参加し、今回のイベントすべての実施に貢献できること。
6. システム構成や技術情報など、Confidential/内密扱いとして開示されるものについて内密を保つこと。
7. 18歳未満の参加者については、保護者との連絡の上、同意書など必要な書類を提出できること。
8. 競技にかかわるガイド、ルール、提出物の〆切日時などの取り決めに協力し、守ること。
9. このイベントの様子は、主催者やプレスによる報道、中継、写真などにより予告なく公開されることを承諾すること。
10. 競技に使用する自分用のパソコンやソフトウェアなどを自分で準備できること。また、結成されたチームに協力すること。

応募〆切と参加承認スケジュール

募集期間: 本発表即日〜2019年11月26日 23:59 JST

一般参加の応募と早期登録のメリット (Early Birds : 20名程度 先着順)

意気込みを見込んで、早く審査します。審査基準と採用方針は同じですが、ただし、参加経験の少ない方々のメリットを図るため、前回7月の札幌開催の参加者は、このEarly Birds枠は適用しないかもしれません。いずれにしても選考通過した場合には11月7日ごろまでにお知らせします。特に連絡がない場合、一般選考枠として発表までお待ちいただくこととなります。

Supporter 推薦枠: 若干名

これはHardening Projectへのスポンサー・サポーターに割り当てられた推薦枠です。スポンサー、後援団体、指定競技MINI HardeningとMicro Hardeningのシード権保有者も、同様に応募が必要です。また、他の参加者同様、参画熱意の高いご応募の記載が必要です。スポンサー推薦だとしても自動的に落選することがあります。くれぐれもご注意ください。
全選考結果発表: 2019年11月28日予定

シード権保有者:若干名

MINI Hardeningやmicro Hardeningなどの、関連するイベントで、シード権が与えられることがあります。その場合は、シード権保有者であることを示すとともに、主催者から事務局にその旨伝えられる必要があります。いずれにしてもこのシード権を保有する人も審査しますので、登録してください。

全応募者、全参加者への特記事項

いずれの場合も、審査結果、選考通過通知を受け取るまでは、参加決定になりません。

推奨される宿泊施設、交通機関などはありません。参考情報があれば後日「参加者のしおり」で提供するかもしません。基本的にすべてご自分で調べ、予約などの手配を行なってください。

なお、本イベントご参加で、(ISC)2認定資格保持者様のCPEクレジット(16ポイント)が取得可能です。

Hardening 2020 BO 応募フォーム

twitter: @WASForum ハッシュタグ: #H2020BO

記念すべき2020年の最初に、サイバーセキュリティ実践の意義を、沖縄サミット会場から叫ぼうではありませんか。

Hardening 2020 Business Objectives でお待ちしています。

Hardening Project 実行委員一同