Messages from Associated Security Groups
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参画団体からSGR2016に寄せられたメッセージをご紹介します。
一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター
今年、JPCERTコーディネーションセンターとして活動を開始してから20年になります。この20年は山口英先生と共にあったといっても過言ではありません。山口先生は、JPCERT/CCを設立するにあたり「不正アクセスを受けて問題を抱えている人とその問題解決を技術面で支援できる人がそれぞれの立場を離れて協調して活動できる場を創造していきたい」と語られていました。当センターは、これまで山口先生のこの大局観を礎に進んで参りました。そしてこれからも当センターの活動をご支援いただく皆様、また必要としてくださる皆様と共に求められる役割を果たしていきたいと思っています。SGR2016が多様な仲間達が垣根を越えて議論を尽くす場である主旨に大いに賛同し、JPCERT/CCはその活動を支援いたします。
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 代表理事 歌代 和正
フィッシング対策協議会
フィッシング対策協議会の会長を設立時から務められてきた山口英先生は、フィッシング対策において「共助」が重要であることを力説してこられました。
各々の努力による「自助」、公的機関による「公助」の間に広がる大きな隙間を、本協議会の活動を通じ、民間事業者同士が共に助け合うことによって、必要に応じて公的機関とも連携しつつ、対策を進めていくことの重要性を繰り返し訴えられました。
SGR2016での議論を契機に、日本から世界に向けて共助の輪がさらに大きく広がることを心より祈念します。フィッシング対策協議会 会長 岡村久道
特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
JNSAは、2000年の設立以来、日本のネットワーク・セキュリティとともに歩んできました。情報ネットワークの高度化とともに、セキュリティにかかわる脅威の高まりに対抗していくためには、より積極的な発言と行動が求められています。JNSAは、SGR2016が、日本やアジアにおけるセキュリティ対策を、次のレベルに進めるための、大きなステップとなることを期待しています。
一般社団法人ICT-ISAC
ICT-ISACはTelecom-ISAC Japanの活動領域をICT分野全般に拡大し、今年6月22日に活動開始しました。多様な事業者が情報収集・分析および、対応策について情報共有し、業界の枠を超えて連携・協調する組織として脅威に対処していきます。我々はSGR2016の主旨に賛同し後援団体として参画するとともに、SGR2016の成功に向け貢献します。
OWASP Japan
OWASP Japanは、このカンファレンスのジョイント・コミュニティとして参画できることを光栄に思っております。
また、故山口先生の残された「セキュアなものづくりに関する知識が一般教養として全く足りていない」というお言葉に動かされ、引き続き、ソフトウェアをセキュアにするために必要な情報流通に邁進していきます。