ハードニングプロジェクト本日7月7日、かねてよりお知らせしておりましたハードニング競技会について詳細を発表し、また本日より参加者の募集を開始したことをお知らせします。

2023年度、Hardening ProjectはHardening Designers Conference2023を5月に開催し、2023ならではのセキュリティ課題や解決の手立てについて熱心な議論が展開されました。その際、2023年の活動に加わってくださる皆様に向けて、Hardening Project実行委員会より、以下のメッセージをお送りしました(再掲載)。

現代、今さらながら、ホワイトカラーが皆AIによって仕事を奪われることを恐れている。だが、単純作業を機械が代替する時代は、喜ばしい変化だ。ツールだけのペネトレーションテストも、ただ装置を置きっ放しにするだけの監視サービスも、ついに姿を消す時が来たのだろう。実に喜ばしい。

やがて、ビジネスを守るという本当の難題に直面せざるを得なくなる。単純作業の「仕事ごっこ」には本質はない。コンプライアンスやSDGs、ジェンダーのような、新たな課題概念が次々と現れるが、それに振り回されるあまり本来の目的と優先順位を見失ってはならない。
我々は、難題に実践的に取り組むことや先例を超える創意工夫の意義を理解している。そのプロセスが、世界を旅するような喜びをもたらすことを経験してきたのだ。

だから今、世界が大きく変わる瞬間を祝福したい。これは、知識を得るだけでなく、実践することを武器に戦ってきたコミュニティが担う役割だ。まさに我々にとって、前進する合図である。夜明けの鐘の音が響いているのだ。いまこそ、知の地平線を超えて開拓する時だ。
今こそ、勇気を奮い起こし、難題に果敢に挑戦し、創意工夫を繰り出し、次につながる道を拓いていこう。

Hardening Project 実行委員長 門林雄基

ハードニング競技会で、ビジネスを衞るセキュリティのための新機軸を試そう

「勇気を奮い起こし、難題に果敢に挑戦し、創意工夫を繰り出し、次につながる道を拓く」ことは、机上の論理では実現できません。これをさらに現実的かつ具体的なアクションとして体感できる機会を共有するため、Hardening 2023 Generatives(略称、ハードニング・2023・ジェネラティヴズ)と名付けられたこの競技会は2023年10月4日から6日、また北海道留寿都村での開催、また発表と表彰式にあたるソフトニングデイを10月28日の日程で開催します。

このたび開催するハードニング競技会の詳細、ご参加については、Hardening 2023 Generatives募集要項をご覧ください。

ハッシュタグ #H2023G #Generatives

Hardening 2023 Generatives募集要項