本日9月16日、かねてよりお知らせしておりましたHardening Projectの2020年度の競技会について詳細を発表し、また本日より参加者の募集を開始したことをお知らせします。
H3DXと名付けられたこの競技会は、2020年11月13日と14日の2日間、フル・オンラインで開催します。この競技会には、IT技術者はもちろんのこと、セキュリティに間接的に関係する非技術者のご参加も熱烈に歓迎しています。
この度の競技会の詳細、ご参加については、Hardening 2020 H3DX 募集要項をご覧ください。
H3DX 開催に向けて
衛りのデジタルトランスフォーメーションを体現せよ。
一足飛びにデジタルへの転換を進める現場にとって、アウトブレイクはきっかけに過ぎなかったのだろう。ようやく日本でも、テレワークによる生産性向上や、距離を超えたコラボレーションの価値が認められつつある。
ひるがえって、衛りの現場はどうだろうか。
一刻一秒を争うインシデント対応の現場で、いまだに「オンサイト – 駆けつけ」を前提としていたとしたら。現場担当者が健康弱者であったなら、手も足も出ない状況になることは想像に難くない。また、必然性が高いケースでさえ、このインフォデミックに縛られて駆けつけられないこともあったことだろう。
今こそ、衛りのデジタルトランスフォーメーションを実践する時だ。
誰も現場に駆けつけてくれない状況をいかにして逆手にとるのか。
それぞれの衛りはどう工夫できるのか。
距離を超えて、インシデント状況による悩みや気付きを見える化できるか。
駆けつけるより迅速に、的確にセキュリティ支援を活用し、実践するにはどうすれば良いのだろうか。深まるデジタルへの依存を、次のステージに昇華できる絶好の機会だと言えるだろう。
その先には新しい地平が見えてくるに違いない。そう、これは新しいチャレンジなのだ。
衛りのデジタルトランスフォーメーションを模索し、実践し、ともに新たな好循環を生み出そうではないか。
Hardening Project実行委員長 門林雄基
ハッシュタグ
#H3DX