開催概要/募集要項 – Hardening 2026 Agentic Collapse

Hardening 2026 Agentic Collapse

— 競技参加者・ボランティアスタッフ募集

本競技会は 2026 年 10 月 5 日(月)から 8 日(木)、函館サーモン・まるなまアリーナで開催します。10月5日の前日入り・Hardening Day(競技日)・Analysis Day(分析)・Softening Day(共有)から成るプログラムとなります。攻撃を受けながらビジネスを継続させ、競技後には全チームでのチャレンジとその結果を共有することで互いに成長を最大化しましょう。

本年のテーマ「Agentic Collapse」の背景はマスタープランAgentic Collapse 始動記事をご覧ください。


Hardening 競技会とは

ハードニング競技会は、堅牢化を競うことから始まる一連のイベントです。脆弱な EC サイトの仕組みをチームで運営している間に、攻撃チームから本戦中に攻撃を受け続けます。攻撃を防ぐだけが評価軸ではありません。売上、顧客対応、説明責任、経営陣やメディアへの対応、そして技術的対応、復旧対応 — 「ビジネス継続のためのセキュリティ」の総合力 を評価します。

ですから、技術職だけが活躍する競技ではなく、経営判断・広報・調達・QA・法務といった非技術職の動きが勝敗を分ける場面がある、というわけです。

これまで、1 チームはたいてい 7 – 8 名程度で、実行委員会によってエンジニア(開発・SRE・インフラ・インシデント対応・セキュリティ運用)とビジネス職(経営判断・広報・調達・QA・法務等)を編成することになります。個々の選考を通過し、実行委員会によって編成されたチームは、ただちに、競技日に向かって準備を進めます。この期間も貴重な研鑽の場となります。

一方、攻撃側チームを Kuromame6 といいます。MITRE ATT&CK にあるような戦略的な攻撃はもちろん、とうてい分類しきれない戦術、 最近ではLiving off the Land を多用する “仮装APT集団” です。

競技中、チームは、防御のため MarketPlace に出展しているベンダー各社から、防御製品やサービスを購入することができます。WAF、AV、外部 SOC、コンサルティング、競技専用ツール、カスタム開発 — 自社の予算と判断で何をいつ買うかを決めます。

MarketPlace ベンダーも競技参画者として、その貢献度は MVV(Most Valuable Vendor)賞として評価されます。以上、これらが2012年以来、開催を重ねて磨かれてきた標準的な競技フォーマットとなります。


4 日間の流れ

日付 内容
10/5(月) 前日入り 開催地入り、チームミーティング、準備など
10/6(火) Hardening Day 競技日。攻撃下で EC サイトを運営する1 日
10/7(水) Analysis Day 自チームのログ・記録の整理、起きたことの分析/ネットワーキング
10/8(木) Softening Day 全チームに対して「やられたこと・気づいたこと」を開示・共有

募集枠

  • 競技参加者募集枠:約50 名
  • ボランティアスタッフ(競技・運営):若干名

エンジニアでも、ビジネス側でも、運営でも、学生でも、初挑戦でも構いません。近年の参加者の約 2/3 は初挑戦者です。「攻撃下でビジネスを継続させる」という課題に、自分の経験と知恵を持ち寄っていただく姿勢を持ち込んでください。

シード枠について

Micro Hardening を含む数々のハードニング競技の主催者からの推薦、スポンサー企業内の推薦、過去本戦の経験者等は、一般枠 50 名とは別に実行委員会で審査します。いかなる推薦対象に該当する方も、ご自身による応募フォームからの応募が必要であり、例外なく締切を守っていただくようお願いしています。


応募

応募はこちらのフォームから: Hardening 2026 Agentic Collapse募集フォーム

応募締切は 2026 年 8 月 10 日(月) 23:59 です。
8/12 に選考会、8/14 に当落とチーム構成をメールでご連絡する計画です。

  • 当選後、早速、本戦までの準備期間(8/14 〜 10/5)には、実行委員会からチームにミッションが与えられますので、ご一緒に取り組んでいただくことになります。

8/29(土) には選考通過者向けオリエンテーションを兼ねて、オンラインのキックオフミートアップを開催します(全員必須参加)。その後、競技前日までに、競技環境・ツール・ルールにかかわる参加者向け情報を提供していきます。


チーム編成について

チームは実行委員会が、スキル・職種・経験のバランスを考慮して編成します。「友人と同じチームで」といった個別希望には原則として対応しかねます。Hardening のチームは、自分が選んだ仲間ではなく与えられた仲間と短時間で機能する組織を作るところから始まります。これも競技の一部とお考えください。


選考について

選考では参画理由と意欲を最重視します。 スキルそのものはもちろんですが、それ以上にチームの他のメンバーにどう影響するかを評価します。「自分は何ができるか」とともに「自分が居ることで、このチームはどう変わるか、堅牢化していくことを目指すコミュニティにどんなポジティブな貢献ができるか」を検討し、語ってください。AI生成文のコピペに近いものは発見次第破棄することがあります。自分の言葉で一生懸命書いてください。

Hardening Quarter(2026/5/9 — 8/10)に開催される全国の Hardening 系競技会への参加・主催経験は皆さんの準備にとってもプラスになるでしょう。


年間スケジュール

日付 イベント 場所
5/9 (土) First Attack ミートアップ/Micro Hardening v3 NICT イノベーションセンター日本橋+オンライン
5/9 — 8/10 Hardening Quarter期間 いろいろなハードニング開催を応援します
7/2 — 4 Hardening Designers Conference 2026 K6ハンズオン/Micro Hardening / カンファレンス
8/10 (月) 競技参加応募締切
8/12 (水) 選考会
8/14 (金) 当落・チーム構成通知
8/29 (土) 競技参加者全員によるミートアップ オンライン
10/5 — 8 競技日前日入り / Hardening Day / Analysis Day / Softening Day 函館サーモン・まるなまアリーナ
11/28 (土) Softening Returns! ハイブリッド
2027/1 WASNight 2027 Kick-Off

参加費と自己負担について

エントリー、準備期間を含め、競技参加そのものは無料です。

ただし、参加にかかる通信費、旅費、宿泊などの費用は全て自己負担となります。

また、実行委員会がご用意する大会中(Hardening Day, Softening Day)の昼食・軽食や、懇親会(Analysis Day)の費用として 10,000円程度ご負担いただきます。

函館での 4 日間をご一緒できる方の応募をお待ちしています。


持ち物・機材

いずれ詳細にお知らせしますが、参加に関わる機材はご自身でご用意いただくこととなりますのでご了承ください。

  • ノート PC(VPN・SSH・各種ツールが動く)
  • 電源アダプタ・延長コード
  • ヘッドセット(チーム内・運営との通話用)
  • 必要なソフトウェア・アカウント・ツール一式
  • その他、各自の作業に必要なもの(電源容量には限りがあります)

会場ではチームごとに作業エリアを設けます。ネットワーク・電源は会場側で提供します。


参加条件

応募される方は、以下のすべてに同意する必要があります。

  • 健康を自分で維持することができ 10/5 — 8 函館 での全行程に参加可能なこと
  • 8/29 のキックオフミートアップ(オンライン)に参加すること
  • 全費用(食事・旅費・宿泊)を自己負担すること
  • 報道・撮影・写真公開を承諾すること
  • 競技中に知り得た情報の守秘義務を遵守すること
  • 実行委員会に全面的に協力すること
  • 日本語(必要に応じて英語)でのコミュニケーションが可能なこと
  • 実行委員会からの連絡や規定された締切を守ること
  • チームコミュニケーションに積極的に応じ、円滑に進める誠実な努力をすること
  • 上記の違反による即退場に同意すること

18 歳未満の方も応募可能です。選考通過後に保護者同意書を別途お願いする場合があります。

応募はこちらのフォームから: Hardening 2026 Agentic Collapse募集フォーム


共催・支援

デジタル庁/NICT/ISC2/JNSA/JPCERT/CC/OWASP Japan ほか

主催

Hardening Project実行委員会


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