あいつらがまたやってくる – “Hardening One”
WASForum Hardening One 実行委員会は、最高の「守る」技術を持つトップエンジニアを発掘・顕彰するため、セキュリティ技術競技(コンペティション) – “Hardening One” を開催します。これは本年4月に開催された”Hardening Zero”に続くもので、さらにエンパワーされた”プラットフォーム”で展開されます。つきましては、本日ここに日程と開催概要をお知らせ致します。
イベント Hardening Oneとは
チーム対抗で、ウェブサイトの堅牢化力の強さを短時間で総合的に競うコンペティションです。2012年10月27日に都心某所にチーム全員にお越し頂き、終日取り組んでいただきます。堅牢化競技は8時間に及びます。その数日後にあたる、11月2日午後にSoftening Dayとして、参加全チームによる振り返りや、表彰を行います。
このお知らせにより、開催日程ならびに応募にあたって必要な情報のいくらかをお知らせいたしますので、つきましては、参加を希望なさる方は、本日より、ご予定の確保とチームの結成を
参加チームは、StarBED内に構築された、仮想のネットワーク環境で競技します。この環境には、通常の機能で一定ペースで売上があがるアクセスのある、e コマースサイトがあります。競技は、この仮想環境にある脆弱なウェブサイトに関わるセキュリティ問題について、現実的な問題をどのように対処するのかに焦点があてられます。
限られた情報のもと、着手から8時間というタイムプレッシャーの中、このe コマースサイトの管理体制をしき、脆弱性を探し、必要な修正を施し、また、不意に発生する”インシデント”に機敏に対応しつつ、サイトを強化するというわけです。4月に開催された “Hardening Zero” では、これが、チームの判断力や独創性が問われる極めてハイレベルな試みとなることが実証されています。
勝敗の評価の基準としては、防御技術力のみならず、eコマースサイトの運営を維持する総合力、つまり攻撃に対する堅牢化、それと同時に売り上げ最大化と損失の最小化による利益の確保、ダウンタイムの最小化、そのためのコミュニケーションスキルのすべてが関係しています。技術にあわせて様々な独創的な感覚を発揮していただければと思います。参加チームは、学生、専門学校生、企業、コミュニティなど、開催概要に定めるとおり自由にチーム結成していただき、ご応募頂くことができますので、ぜひご検討ください。
開催概要
- 日時:Hardening Day 10/27 終日, Softening Day 11/2 午後
- 場所:都心某所(非公開)にて集合(参加合格チームにのみ知らせます)
- ハッシュタグ: #WASforum, #hardening1
チームによる応募にあたって
募集はまだ開始しませんが、応募の準備としては以下の情報をまとめる必要があります。なお、以下の条項は特に募集開始までは予告なく変更になることがあります。
- チーム名(よみがな)は公序良俗に反しないと実行委員会が認める限り自由につけることができる。
- 人数は、1チーム4名以上最大6名。構成員全員の情報を登録します。:実名、twitterアカウント、ニックネームなどの情報を含みます。
- 少なくとも、情報の多くが日本語と英語で提供されることに特段問題がないこと。
- 代表者の連絡先を提供すること。:氏名(実名)、連絡先、メールアドレス、携帯電話番号、住所、所属
- チーム紹介と参加動機のアピール。これは選考基準となります。非公開な内容を含む場合にはそれを明示し、非公開部分(チームが所属する会社名、など)を示してください。
- イベント全体にわたって、提出物の〆切日時を厳守すること。
- 内密とされているものの内密を保つこと。
- 10/27 Hardening Day にチーム全員が、また 11/2 Softening day にチームから2名以上が参加し、ふりかえりのプレゼンテーションをできること。
- 18歳未満の参加者については、原則として保護者との連絡の上、同意書など必要な書類を提出できること。
- このイベントは、インターネット中継や写真の公開により予告なく公開されることがあること。
スポンサ募集
本イベントの開催にあたり、プロフェッショナル企業によるスポンサー様のご協力をお願いしたいと思っております。本イベントの趣旨にご賛同くださり、かつスポンサーシップに関心を持っていただけるようでしたら、pr at wasforum.jp まで、ご一報ください。
“では、楽しみにしている” – Kuromame 6
WASForum Hardening One 実行委員会